福山市で福祉活動を行ううきわくでは、職員が持ち寄った柚子を使い、工程理解や達成感を大切にした柚子ティーづくりを実施した。工程をホワイトボードで示し、見通しを持てる支援を心がけ、柚子を絞る、皮を刻む、はちみつと混ぜるなどの作業を通して達成感が積み重なる時間となった。完成したシロップを振る舞う様子からは関わりの力が感じられ、放課後等デイでは児童が濃い果汁に挑戦するなど、本人の意思を尊重した体験も生まれた。福山市の地域福祉として感覚体験や選択、役割など多くの学びが含まれ、福山市で働くヘルパーとしての支援の魅力も伝わる内容となった。福山市でヘルパーとして成長したい人には求人情報にもつながる取り組みであり、利用者と共に挑戦を支える姿勢が求人を探す人にも参考になる活動だった。